企業の経営者として第一線で活躍してきた熊澤様は、退職後の第二の棲家として、都心のマンションを購入。「既製品を並べるだけでなく、思い入れのある家具を作りたかった」と語る熊澤様が作ったのは、こだわりのDENコーナーです。
■ 熊澤様のご紹介

― こんにちは。今日はよろしくお願いします。まずは熊澤様について教えてください。

現在66歳のリタイア組です。医療メーカーの経営者として長年働いてきましたが、3年前に第一線を退きました。同時に都心の高層マンションを購入し、それまで子供たちと生活していた郊外の家から離れて、妻とふたりでのんびり暮らしています。




夕暮れの摩天楼と、外濠から望む新都心(熊澤様撮影)

― すてきな眺めですね。新しい生活はいかがですか。

感慨深いものがありますね。実は、私はこの近辺に生まれ育ったんです。いつか、昔育った場所に帰りたい…という気持ちがありました。そして、リタイアしたら便利な都心のマンションに住みたい、とも。
ずいぶんいろんなマンションを探しましたよ。何軒も見て、申し込みもしましたが、なかなかご縁がなかった。このマンションは63歳で現役を退く時に出会いました。
リビングの窓からは外濠が見えます。昔ザリガニ捕りにいった頃のことを思い出しますね。私には双子の兄がいるのですが、ここに越してきてから、よく昔話をしながら酒を酌み交わしています。そういう年齢になったんだなあと、しみじみ思いますよ。


■ ずっと憧れていたDENコーナー

― ご注文いただいたオーダー家具について教えてください。

エダクボさんには、リビングのDENコーナーを作っていただきました。
会社の後輩が訪ねてくると、まず最初にここに案内して自慢しているんですよ。


誰しも自分の建てた家には必ず思い入れがあり、自慢したい部分があるものです。この壁はあえて丸く切り抜いたとか、この柱は苦労して見つけたこだわりの古材なんだ、とか。でも、マンションとなるとそうはいかない。どうしてもお仕着せで買わされてしまいますからね。
どこかひとつだけでも、思い入れのある部分が欲しい…。私にとっては、オーダー家具で作るDENコーナーでした。

もともと、DENコーナーには憧れていました。このごろは、モデルルームでもよく見かけます。隠れ家のような自分だけの陣地を持ちたいと思い 、よく写真を撮って眺めたりしていたんです。いつかマンションを買ったら、こういうのを作りたいなあと。
今回、エダクボさんに自分の憧れを形にしていただいて、本当に満足しています。


■ 自分にとって居心地のいい場所

― どのようなDENコーナーにしたいと思っていたのですか。


「私のDENコーナーは社長室の延長なんです」
とにかく自分にとって居心地のいい場所、ですね。私にとって居心地のいい場所とは、「社長室」です。長年、環境の整った社長室で仕事をしてきました。たとえリタイアしても、本を読んだりパソコンをさわったりするのに心地よいスペースを作りたいと思いました。
必要だったのは、書棚、机、パソコン、ITケーブル、電話。そして、趣味のミニカーやワイングラスを飾る棚ですね。
どこになにを置いたら似合うだろうかと想像しながら、扉や棚の大きさを考えました。おしゃれに見えるように、側面にガラスのスリットをお願いしたりね。
ここが家のなかで一番気に入っていますよ。一日2時間ぐらいは座っています。

(奥様)いえいえ、主人はほとんど一日中ここに座っていますよ(笑) 朝起きたらここに座って、お掃除の間はちょっといないけれど、お昼を食べたらまた座って…。キッチンに鏡があるんですけれど、ちょうどそこに座っている姿が映るんです。なにしてるのかしら、って思いながらいつも見ているんですよ。

居心地がいい上に、ここには情報があるんだよ。調べ物をしたければパソコンがあるし、資料も置いてある。やっぱり、いつも情報の近くに近寄っているのがいいんだよ。
夏に娘夫婦がこの家へ遊びに来たんですが、娘も「旦那が一日中ここに座ってる」ってピーピー言ってましたよ。やっぱり企業人だからかなあ。



■ エダクボ家具にした理由

― エダクボ家具にご注文いただくまでの経緯について教えてください。

最初は、マンションのディベロッパーから別のオーダー家具店をすすめられたので、そこに提案してもらったんですよ。でも、いまいちでした。レスポンスが悪いし、こちらの考えもうまく伝わっていないんです。こちらはこだわりがありますから、いろいろと細かい注文をつけたのですが、対応できないようで、返事がこなくなるんですよ。
これはだめだな、と思い、インターネットで別のオーダー家具店を探そうと決めました。
ただ、インターネットには危険性もあります。特に、高額なものや思い入れのあるものは、安易に決められません。注意深く探しました。

― どのようなことに注意して、オーダー家具店を探しましたか。

やっぱり最終的には「人」ですね。いくら安くて、すばらしい家具が作れると謳っていても、人の信頼性がなければ、注文したいとは思いません。インターネットを通して、興味の持てる家具店を見つけたら、実際に人を確かめようと思っていました。
本当にたくさんのオーダー家具店のホームページを見ているうちに、エダクボさんを見つけました。
マンションでの事例もたくさんありましたから、一度話をしてみようと思い、電話をかけました。


■ 「決め手は、NHKのニュースでエダクボさんが紹介されているのを見たことですね

― エダクボ家具にお問い合わせいただいた印象はいかがでしたか。


「NHKの朝のニュースでエダクボさんが取り上げられ
ているのを見て、俺の目は正しかったと思いましたよ」
会話のなかに、「売る」という姿勢よりも、「ここはいいかもしれない」と感じさせる心のような …通じるものがあったんですよ。実際にお店に行って、人柄を見ることにしました。態度もよいし、言葉遣いも丁寧だった。ショールームはちょっと暗かったけどね(笑)

(奥様)インターネットで見つけたお店なんて大丈夫なのかしら、と私も心配はありました。でも、主人はなんでも徹底的に調べる人間なので、お任せしていまし た。一日中パソコンの前に座って、本当に細かいところまで見ていましたよ。

石橋を叩いて渡らない性格だからね。エダクボさんの店へ行ったときなんか、「店長の髪型がネットに載ってるのと違うじゃねえか」と思ったぐらいでしたよ。言わなかったけどね。

(奥様)言ってましたわよ(笑)

そうだっけ? いろんなモデルルームや家具店を見てきたけれど、やっぱり、立て板に水のごとく美辞麗句をつけて説明できれば信頼できるのかというと、そうじゃない。
私は長年人を雇ったり、人を判断したりしてきたから、懐疑的なんですよ。エダクボさんには、そんな私から見て、マイナスポイントがひとつもなかった。
決め手になったのは、NHKでエダクボさんが紹介されているのを見たことですね。
たまたま、毎朝見ている7時のニュースで、たんす預金タンスのことでエダクボさんが出てきた。「アッ」と思いましたよ。いろんなお客さんが注文していることもわかったし、三流番組ではなく、NHKの取材を受けたということに信頼性がありますよね。俺の目は正しかった! 自信がつきましたよ。



■ 評価

― 改めまして、エダクボ家具への評価をお願いします。


エダクボ家具作成のCG画像
本当にいい品物を作っていただけたと思います。
希望を言葉にして正しく伝えることは本当に難しいのですが、エダクボさんはよく咀嚼して具現化してくれました。特にCG画像が良かったですね。なにしろ、窓の外が青空でしたから。
こちらからの問いかけへの対応が早かったのも、大変評価しています。色や形のことで、何度も細かくやりとりしましたが、しっかり応えていただけました。
うちは、家具が某メーカーで揃えてあると伝えたら、そこからカラーサンプルを取り寄せて、それにあわせて色を考えてくれました。このきめ細かさには感謝しています。

おかげで、「俺、変なもの作ったかなあ」と思ったことがありません。みんなに「いいコーナー持ってますね」と羨ましがられます。
時々、「これは最初からついていた家具なんですか?」なんて言う人もいるほど、しっくりと収まっています。



■ これからオーダー家具を作る人へのアドバイス

― これからオーダー家具をお考えの方にむけて、アドバイスなどがありましたらお聞かせください。


「DENコーナーは自分がフォーマルになれる場所。
リタイヤ組には、ぜひおすすめしたいですね」
既製品の家具だけを並べるより、なにかひとつでも思い入れのあるオーダー家具を作る。これはとてもいいことだと思います。
リタイヤ組には、ぜひDENコーナーをおすすめしたいですね。
仕事を辞めると、外部とのやりとりが急に減ります。自分をフォーマルにできる場所を家のなかに作っておくことは、とても大事です。
たまに会社の後輩とやりとりをしたり、税金なんかの書類を作ったりするのに、食卓でやるのと、こういったコーナーでやるのとでは心の持ちようが変わってきますからね。ネクタイを締めているか、いないかの違いみたいなものですよ。
新聞を読むのは食卓、本を読むのはDENコーナー。日常と、自分の世界を棲み分けしています。



 さいごに

― エダクボ家具へのメッセージなどがありましたらお聞かせください。

一日の中で一番長くいる場所が、こうして満足のいく形で出来上がっていることは、本当にありがたいことだと思っています。いい家具を作っていただきました。
そうそう、商売がうまくいったからと言って、派手にしなくていいですよ。青山や銀座なんかに進出しなくていいですから(笑)
これからも今のまま、まじめで実直なエダクボさんでいてください。 本当にありがとうございました。


熊澤様、本日はお忙しい中、貴重なお話をありがとうございました。

※ 取材日時 2009年11月
※ 制作:カスタマワイズ



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